日本福音キリスト教会連合

流れのほとり④( By a Stream of Water)

 
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2022年4月から「上水めぐみキリスト教会」の牧師。 サイクリングやジョギングが趣味。

コロナ、コロナ、猛暑日、熱中症とメディアが騒ぎ、私たちも縮こまっていましたら9月になりました。東京オリンピックで賑わったはずの2020年も後4カ月になりました。

日本には節句と呼ばれる日が5日あります。3月3日の桃の節句、5月5日の端午の節句などが身近です。その5つある節句の中の一つ、9月9日は重陽(ちょうよう)の節句で菊の節句と呼ばれます。「六日のあやめ、十日の菊」と言うたとえは、9日ではなく、10日に菊の花を持って来ても役立たないことから、時機に遅れて役に立たないことをたとえることばです。

菊のサウンド「きく」は「聞く」につながります。

イエス・キリストは繰り返して「聞く耳のある者は聞きなさい。」「耳のある者は聞きなさい。」と言われました。面白い表現です。

どういう意味なのでしょうか?

イエスは譬え話を語られ、この句を使われました。

よく聞きなさい。種を蒔く人が種蒔きに出かけた。蒔いていると、ある種が道端に落ちた。すると鳥が来て食べてしまった。また、別の種は土の薄い岩地に落ちた。土が深くなかったので直ぐに芽を出したが、日が昇るとしおれ、根づかずに枯れてしまった。また、別の種は茨の中に落ちた。すると、茨が伸びてふさいでしまったので、実を結ばなかった。また、別の種は良い地に落ちた。すると芽生え、育って実を結び、三十倍、六十倍、百倍になった。」そしてイエスは言われた。「聞く耳のある者は聞きなさい。」(マルコ4:3~9)

通常余りなさらないのですが、イエスはこの譬え話の意味をご自身で説明されました。それはこうです。

「種を蒔く人は、みことばを蒔くのです。道端に蒔かれたものとは、こういう人たちのことです。みことばが蒔かれて彼らが聞くと、すぐにサタンが来て、彼らに蒔かれたみことばを取り去ります。岩地に蒔かれたものとは、こういう人たちのことです。みことばを聞くと、直ぐに喜んで受け入れますが、自分の中に根がなく、しばらく続くだけです。あとで、みことばのために困難や迫害が起こると、すぐにつまずいてしまいます。もう一つの茨の中に蒔かれたものとは、こういう人たちのことです。みことばを聞いたのに、この世の思い煩いや、富の惑わし、そのほかいろいろな欲望が入りこんでみことばをふさぐので、実を結ぶことができません。良い地に蒔かれたものとは、みことばを聞いて受け入れ、三十倍、六十倍、百倍の実を結ぶ人たちのことです。」(マルコ4:14~20)

 

「みことば」とは、イエスのことばであり、更に広く言えば、聖書のことばです。「聞きなさい」とは、聖書のことばを聞きなさい、と言うことです。

「耳のある者は聞きなさい」とは、ただ音を聞くことではありません。人の口から発せられることばを音として聞くことにとどめずに、そのことばの意味を理解し、心の中にまで入れることではないでしょうか。ですからこの「聞く」は「聴く」と言う漢字の方がその意味をよく現わしているようです。

「聴」と言う漢字は誰が考えたのかは知りませんが、ステキな漢字です。まず耳をそば立てます。その上、十四の心と書きます。14の心を持って聞くのが「聴く」ということです。

聖書のみことばに耳を傾けてみて下さい。そしてあなたの心を14倍広げ、14個重ねて、心に心を重ねて聴いてみてください。きっと神様のみ声が聞こえてくることでしょう。すると、みことばという種があなたの心で芽を出し、少しずつ伸びて、30倍、60倍、100倍の実を結ぶことになるでしょう。あなたの秋は大豊作の秋となります。

 

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