日本福音キリスト教会連合

流れのほとり⑨(By a Stream of Water)

 
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2022年4月から「上水めぐみキリスト教会」の牧師。 サイクリングやジョギングが趣味。

皆さんにはあだ名や特別な呼び名がありますか?あなたにはどんなあだ名がありますか?何でそのように呼ばれるようになったのでしょうか?

 

<あだ名の由来>

振り返ってみますと、私もいろいろなあだ名で呼ばれてきました。山登りをしていた時によく食べたサバの缶詰の話をしたら、あだ名が「サバ缶」になりました。(のちにサバではなくタイに行きました。(笑))タイで宣教師をしていた時は、タイ人から「ピーノー」と呼ばれました。

このように友人を呼ぶ時に、本名ではなく、あだ名や特別の呼び名で呼び合うことが普通ではないでしょうか?これには親しみが籠っています。

呼び名には、姓を短縮したもの、例えば鈴木なら、ズキ、田中ならデン、小林ならコバのようなものになります。名前を短縮したものには、裕子ならユー、美子ならヨッシー、幸子ならサッチーになるでしょうか。

 

<豚は可愛い?!>

また、名前とは関係なく、その人の特徴を表したあだ名もあります。顔の長い人のあだ名はウマ、顔の感じからたぬきとか、目が細いからきつねと言うようなあだ名をつけられている友達もいました。しかし、ブタと言うあだ名はありません。なぜか日本人には豚は余り良いイメージではないのです。

 

ところが、タイ人にとっては、ブタは可愛い、愛らしい動物なのです。ですからタイ人のとても可愛く美しい女性には豚(タイ語ではムー)というあだ名の女性が多いのです。ところが、通俗仏教によるとこの世で悪いことをした人は犬になって生まれ変わってくる、と教えられていますから犬はひどく嫌われています。あだ名として「犬」は無いだけではなく、犬は悪いことの譬えにしか使われません。渋谷にあった「忠犬ハチ公」なんて、タイ人には理解できません。このように文化の違いを理解しないととんでもない間違いをしてしまうことがあります。

 

<聖書にある名前>

聖書には、イエス様がパリサイ人(イエスに反対している宗教家たち)を「狐」と呼んでいます。「聖なるものを犬に与えてはいけません。また、真珠を豚の前に投げてはいけません。犬や豚はそれらを足で踏みつけ、向き直って、あなたがたをかみ裂くことになります。」(マタイ7:6)

と、犬も豚も悪い人の譬えとして使っています。

 

<イエス様の名前>

最後に、聖書の中ではイエス様のことをどのように呼んでいるか見てみましょう。イエスとは、「主(神)は救い」と言う意味です。キリストとは、救い主とか油注がれた者と言う意味です。旧約聖書ではメシアと呼ばれています。実際にイエス様が弟子たちや一般の人々に話す時に、イエス様はご自分のことを「人の子」と言いました。

なぜ「人の子」と言う表現を使われたのでしょうか?

「人の子」にはどんな意味があるのでしょうか?

これは長い間、多くの学者がいろいろな説を立てて、論じ合っている難しい問題です。しかし、そのような議論は学者さん達に任せて簡単に言いますと、この「人の子」と言う表現はダニエル書7章13節で使われている「人の子」から来ているようです。イエス様の時代のユダヤ人たちは救い主、メシアが来られることを待ち望んでいました。彼らの待ち望んでいた救い主は大昔のダビデ王様のような人でした。つまり、その救い主はユダヤ人の王様として来られ、ユダヤ人の王国を建て、全世界を支配することを待ち望んでいたのです。

イエス様は、ユダヤ人たちにこのように誤解されるのを避けました。そこでご自身が「救い主」であることを正しく伝えるために「人の子」と言う表現を使われたのです。これはイエス様がダニエル書で預言されている神からの救い主であると同時に人間であることも現わされたのです。

 

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