日本福音キリスト教会連合

「成長する生き方」 詩篇1:1~6

 
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2022年4月から「上水めぐみキリスト教会」の牧師。 サイクリングやジョギングが趣味。

今日は成長感謝礼拝です。1年に一度私たち、上水めぐみキリスト教会では、教会に来ている子供たち、教会員と関わりのある子供たちの健康が守られ、成長して来ていることを神様に感謝します。

と同時に、子供たちだけではなく、私たち大人も違った面で成長していますから、そのことを覚え感謝し、神様を賛美しましょう。

「成長」しているということはどのようにして知ることが出来るでしょうか?中学生や高校生を見ていると分かりますが、背丈が伸びることで成長を知ることができます。体重が増えること、体力測定の時に握力が強くなり、ジャンプ力も強くなること、そのような測定によって私たちは身体の成長を知り、見ることができます。

1.聖書の言う「成長」とは

今日の聖書の箇所はその成長を「木」にたとえています。成長している人間は、3節にありますように、「流れのほとりに植えられた木」の様だ、と言っています。

そのような木のような人は、エレミヤ17:8に書かれているように

「その人は、水のほとりに植えられた木、流れのほとりに根を伸ばし、暑さが来ても暑さを知らず、葉は茂って、日照りの年にも心配なく、実を結ぶことをやめない。」
そのような人です。

流れのほとりに植えられた木はなぜ成長し続けるのでしょうか?それは流れの近くに木が植えられていますから、根が伸びていき川から水分を取ることができるからです。ですからどんなに暑い日が続き、雨が降らなくてカラカラになっても、その木は川から水分を充分に補給し、土から栄養分を吸収して成長し続けることが出来るのです。葉もしぼんだり、枯れたりしません。緑豊かな木となり、シーズンになると実を結ぶのです。成長する人はこのような成長し続ける木にたとえられるのです。つまり、その人は根を伸ばして「流れ」、川から水を得て生きている人です。

「川」とは何を例えているのでしょうか?私たち人間に命の水を与えてくれる「川」です。
それはまことの神様です。
もし、私たちがこの「川」にたとえられる「まことの神様」に根を伸ばし、その川から「いのちの水」を得るならば、私たちは成長し続けて行くのです。私たちの生活には夏の猛暑日のように耐えられないような暑い日に例えられる苦しいことが起こることがあります。しかし、「まことの神様」と言う「川」から「いのちの水」を得ている人は「暑さを知らず、葉は茂って・・・心配」がありません。それどころかそんな苦しい時でも「実を結び」「そのなすことはすべて栄える」のです。このような人の事をこの詩は1節にありますように「幸いな人」だ、と言います。本当の幸福は、川の側に植えられた木のような人生を歩んでいる人が受けることができる幸福なのです。

2.四つの生き方の特徴

そのような幸福な人は、川から「いのちの水」を受けて生きるだけではなく、4つの生き方の特徴を持って人生を生きています。

第1に、

その人は「悪しき者」たちの「はかりごと」、つまり悪い考え、計画、策略などに「歩ま」ないのです。私たちは子供の時から自分中心に考えたり、行動したりします。ですから小さな子供でも、おもちゃの取り合いのケンカをします。もう少し大きくなると、悪賢くなり、様々な悪い考えが出て来ます。小学生や中学生が他の人をいじめたり、脅したり、皆で万引きをしたり、試験の時にカンニングをしたり、いろいろな悪いことをしようとする計画が出て来ます。このような「悪しき者」たちと一緒に合わせて歩かない人が「幸いな人」の生き方の特徴です。

第2の特徴は、

「罪人の道に立たない」ことです。罪人の道とは、悪いことを考え、計画し、実行して生きている人の生き方のことです。いつも平気でうそを言い、人を騙していても何とも思わないで生きている人たち、いつも間違っていること、法律に違反していることを平気で行っている人たち、税金をごまかしたり、暴力をふるって自分の思い通りにしようとする人たち。そのような生き方が「罪人の道」です。その道に立ち止まってそのような悪いことに加わらないことが第2の特徴です。

第3の特徴は、

「嘲る者の座に着かない」即ち、嘲る者たちと一緒に座ってそのグループに入りこんで他の人を嘲ることをしないことです。嘲るとはどういうことをすることでしょうか?嘲るとは、人の事をバカにして笑うことです。今、学校などで良く問題として取り上げられるいじめはこの一つではないでしょうか。ある人を笑いものにしてバカにしたり、嫌ったりするのです。「あの子は汚いとか、臭いとか、あの子の服装はダサイとか、あの子の鼻は変な形だとか、このようなことをグルになって言って他の人をバカにしたり、笑いものにしたりするのです。

第4の特徴は、

今迄の3つと違って、肯定的です。
幸福な人の生き方の特徴は、2節にありますように主、神様の教えを喜びとし、昼も夜もそのおしえを口ずさむことです。

先程、幸福な人は、川にたとえられる神様から水分、栄養分を取って成長する、と言いましたが、それは具体的には、この第4の特徴のことです。

①まず神様を自分の主と、主人と信じていることです。自分を神様を主人とするしもべとして、仕える人として生きて行くことです。

②次に、その主人の教えを喜ぶことです。主人の教えとは、この聖書の教えのことです。聖書に書かれている教えを神様の教えとして受け入れ、その教えを喜びとすることです。これはどういうことでしょうか?聖書を喜んで読み、そこに書かれていることを理解して自分の生活に応用していくことです。例えば、聖書の大切な教えの一つは

「あなたは心を尽くし、いのちを尽くし、力を尽くし、知性を尽くし、あなたの神を愛しなさい。また、あなたの隣人を自分自身のように愛しなさい。」(ルカ10:27)
と言うことです。
隣人とはお隣に住んでいる人だけではなく、自分と関わりのある人、友達、知り合いすべてを含んでいるのです。
「主のおしえを喜びと」するということの一つは、私たちが他の人を自分自身のように愛することです。また、幸福な人は、聖書の教えを「昼も夜もその教えを口ずさむ人」というのですから、昼、起きている時も、夜、家にいる時も、つまり一日中、聖書の教えを「口ずさむ」ということです。
これは、何も聖書のことばを一日中ブツブツ言っていることではなく、いつも聖書の教えを思い、自分の思いが、自分の行いが聖書の教えにあっているかどうかをいつも心の中で点検し、考えながら生活している人だ、と言うことです。
そのようにしたら、神様が創造してくださった自分のからだに悪いものを食べたり、飲んだりしなくなります。神様が喜ばれないような話しをしたり、悪いことを計画したり、罪人と一緒に遊んだり、他の人をバカにしたり、悪口を言うような噂話をしたりしなくなります。むしろ神様の事を喜び、神様の事を賛美する人になります。

③もう一つ大切なことがあります。
成長する人は「流れのほとりに植えられた木」に例えられます、とこの詩は言っています。
そのような木は時が来ると「実」を結びます。成長する人、幸福な人は「実」を結ぶ人です。「実」とはどんな実でしょうか?

それは、「信仰」と言う実と、「希望」と言う実と、「愛」と言う実です
神様と言う「川」から水分と栄養分を取って成長する人、幸福な人は、神様を信じる信仰を持ち、神様にある希望に生きる人になります。どういう希望でしょうか?それは4節から6節までの所に書かれていますように、神様のさばき、裁判にあって正しいものとされて、神様が開くパーティーに出ることが許され、神様と一緒にいると言う希望がある、と言うことです。

ここで知っておかなければならないことは、神様のさばきがある、ということです。私たちの人間の世界では、ともすると正しいことが正しいとされないことが多々あります。悪いことをしている人が事業に成功して有名になったりします。カンニングが上手で良い成績になっている人もいます。悪いことをしても見つからなければ良い、と考える人が大勢います。嘘をついて、他人を騙してもバレなければ良いと考えている人も大勢います。

しかし、忘れてはならないことは、神様はすべてをご存知で、正しいさばきを行われます。人間の裁判には間違いがありますが、神様の裁判は間違いがなく絶対的な正しい裁判です。そして私たちは一人一人この神様の前に立ってさばきを受けることになります。そのさばきで悪しき者たちは、「風に吹き飛ばさ」れるもみ殻のように吹き飛ばされ、焼かれてしまいます。

もし私たちが流れのほとりの木のように神様を信じて神様から水分と栄養分を得て、成長しているならば「実」を結ぶのです、信仰と希望と愛の実を結びます。私たちはこのような実を結ぶ生き方、成長し続ける生き方をしていきましょう。

3.イエスの教え

イエス様はマタイの福音書7:13~14で二つの道について教えられました。

「狭い門から入りなさい。滅びに至る門は大きく、その道は広く、そこから入って行く人は多いのです。いのちに至る門はなんと狭く、その道もなんと狭いことでしょう。そして、それを見出す者はわずかです。」

幸福な人は「狭い門から入って狭い道を進む人」です。その道のゴールは「いのち」、「永遠のいのち」です。

お祈りしましょう。

 

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